平屋のLDKは何畳必要?|16畳・18畳・20畳で考える暮らしやすい間取り
平屋のLDKは何畳必要?
こんにちは、ルーミンの上田です。
平屋の間取りを考えるとき、多くの方が悩むのが「LDKを何畳にするか」という問題です。
「できれば広いLDKにしたい」
「20畳くらいは欲しい」
「でもLDKを広くすると、寝室や子ども部屋が狭くなるのでは?」
「30坪くらいの平屋なら、LDKは何畳くらいがいい?」
このように、LDKの広さについて悩まれる方は少なくありません。
LDKは家族が集まって過ごす時間が長い場所だからこそ、できるだけ広くしたいと考える方も多いと思います。
しかし、LDKは広ければ広いほど暮らしやすいとは限りません。
平屋の場合は、LDKだけでなく、
- 主寝室
- 子ども部屋
- 収納
- 洗面・脱衣室
- ランドリールーム
- ファミリークローゼット
- 玄関
- 廊下
など、必要なスペースをすべて1階にまとめる必要があります。
そのため、LDKの広さだけでなく、家全体のバランスを考えることが大切です。
今回は、平屋のLDKについて「16畳・18畳・20畳」という広さを例に、それぞれの特徴や、30坪前後の平屋でLDKを考えるときのポイントを分かりやすく解説します。
平屋のLDKは何畳あればいい?
まず、「平屋のLDKは何畳が正解なのか?」という疑問についてです。
結論からいうと、家族構成や家具の量、キッチンの配置、必要な個室や収納によって適した広さは変わります。
例えば、同じ18畳のLDKでも、
- キッチンの大きさ
- ダイニングテーブルのサイズ
- ソファの大きさ
- テレビの位置
- リビング収納
- 窓の位置
- LDKと庭のつながり
などによって、実際に感じる広さは変わります。
また、LDKを20畳にするために収納や個室を削るのであれば、必ずしも20畳が暮らしやすいとは言えません。
大切なのは、
「何畳のLDKにするか」だけではなく、「そのLDKでどんな暮らしをしたいか」
を先に考えることです。
16畳のLDKは狭い?
「16畳のLDK」と聞くと、
「平屋では少し狭いのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、16畳だから必ず狭く感じるというわけではありません。
間取りや家具の配置を工夫することで、十分に暮らしやすいLDKをつくることができます。
16畳のLDKで考えたいポイント
16畳程度のLDKでは、特に重要なのが家具の配置です。
例えば、
- 大きすぎるソファを置かない
- ダイニングテーブルのサイズを考える
- キッチンの位置を工夫する
- 無駄な廊下を減らす
- LDKと隣接する部屋とのつながりをつくる
といった工夫があります。
また、視線が抜ける方向をつくることも重要です。
例えばLDKから庭まで視線がつながるように窓を配置すると、床面積以上に開放感を感じられる場合があります。
つまり、
「16畳=狭い」と決めつけるのではなく、16畳をどう使うか
がポイントです。
ちなみに最も効率的な広さは16畳だったりもします。
18畳のLDKはどんな暮らしに向いている?
18畳は、LDKの広さを考える際によく検討されるサイズの一つです。
16畳よりも家具の配置に余裕を持たせやすく、リビングとダイニングそれぞれのスペースを確保しやすくなります。
例えば、
リビング
- ソファ
- テレビ
- ローテーブル
- リビング収納
ダイニング
- ダイニングテーブル
- ダイニングチェア
- キッチン
といったように、それぞれの場所を考えやすくなります。
また、家族がLDKで過ごす時間が長い場合には、
- 子どもが遊ぶ
- 家族で食事をする
- ソファでくつろぐ
- テレビを見る
- 勉強や仕事をする
など、複数の使い方を考えやすくなります。
ただし、18畳あれば必ず十分というわけでもありません。
キッチンの形や収納の取り方によって、使えるスペースは変わります。
そのため、畳数だけではなく、家具を実際に置いた状態をイメージすることが重要です。
20畳のLDKなら何ができる?
「せっかく注文住宅を建てるなら、20畳以上の広いLDKにしたい」
という方もいると思います。
20畳程度のLDKになると、家具の配置や家族の過ごし方に余裕を持たせやすくなります。
例えば、
- 大きめのソファ
- 4~6人用のダイニングテーブル
- リビング収納
- キッズスペース
- ワークスペース
などを検討しやすくなります。
また、キッチンとダイニング、リビングの距離をゆったり取ることもできます。
さらに平屋では、庭とのつながりも重要です。
大きな窓を設けて、
LDK → ウッドデッキ → 庭
というように視線や動線をつなげることで、LDKそのものの面積以上に開放感を感じられることがあります。
ただし、LDKは広ければいいわけではない
ここは平屋の間取りを考えるうえで、とても重要なポイントです。
例えば30坪の平屋で、
「LDKを20畳にしたい」
と考えた場合、残りの面積には、
- 主寝室
- 子ども部屋
- 収納
- 洗面所
- 脱衣室
- 浴室
- トイレ
- 玄関
- 廊下
などを配置する必要があります。
そのため、LDKを広くするほど、他のスペースとのバランスを考える必要があります。
例えば、
LDKを20畳にしたことで収納が少なくなった
LDKは広いけれど、ランドリースペースが狭い
個室が必要以上に小さくなった
ということも考えられます。
だからこそ、
「LDKを何畳にするか」ではなく「家全体をどう配分するか」
という考え方が大切です。
30坪の平屋ならLDKは何畳にする?
平屋を検討している方の中には、
「30坪くらいの平屋を建てたい」
という方も多いのではないでしょうか。
ルーミンでも29坪の平屋など、30坪前後の平屋の施工事例があります。
30坪前後の平屋を考える場合、LDKだけを先に決めるのではなく、家全体のスペースを整理していくことが重要です。
例えば、
LDK
16~20畳程度を検討
主寝室
必要なベッドや家具が入る広さ
子ども部屋
将来の使い方も考える
収納
ファミリークローゼット・パントリー・玄関収納など
水回り
洗面・脱衣・浴室・トイレ
といったように、それぞれの優先順位を考えます。
もちろん、これはあくまで考え方の一例です。
家族構成や暮らし方によって必要な広さは変わるため、「30坪なら必ず○畳」という決め方をする必要はありません。
30坪の平屋では「廊下」もLDKの広さに関係する
平屋の間取りを考えるとき、意外と重要なのが「廊下」です。
廊下が長くなると、その分だけ居住スペースに使える面積が減ります。
例えば、
玄関 → 廊下 → LDK
↓
寝室・子ども部屋
という間取りにすると、廊下が必要になります。
一方で、
玄関 → LDK → 各部屋
のように、LDKを家の中心に配置することで、廊下を短くできる場合もあります。
もちろん、廊下には、
- プライバシーを確保する
- 各部屋を分ける
- 来客と家族の動線を分ける
といった役割もあります。
そのため、
「廊下は全部なくせばいい」ということではありません。
必要な場所には廊下を設けながら、無駄な移動スペースを減らしていくことが大切です。
平屋のLDKは「広さ」より「配置」が重要
LDKを広く感じさせるためには、畳数だけでなく配置も重要です。
例えば、
① 視線の抜けをつくる
LDKの先に庭やウッドデッキが見えるようにすると、空間が広く感じられる場合があります。
② 大きな窓を効果的に配置する
窓の大きさだけでなく、
「どこから光を入れるか」
「どこから外を見るか」
を考えることが大切です。
以前の記事でも紹介したように、平屋では土地の向きだけでなく、周辺環境や窓の位置、間取りを合わせて考えることが重要です。
③ 天井の高さを変える
例えばLDKの一部を勾配天井にすることで、床面積を増やさずに縦方向の開放感をつくる方法もあります。
④ キッチンからLDK全体を見渡せるようにする
キッチンに立ったときにリビングやダイニングが見渡せる間取りなら、家族の気配を感じやすくなります。
特に小さなお子さまがいるご家庭では、キッチンから子どもの様子を確認できることを重視する方もいます。
平屋のLDKは「庭とのつながり」も考えてみよう
平屋ならではの魅力の一つが、LDKと庭をつなげやすいことです。
例えば、
LDK → ウッドデッキ → 庭
という配置にすると、家の中と外を一体的に使いやすくなります。
庭で子どもが遊んだり、外で食事をしたり、植栽を眺めたり。
暮らし方によっては、LDKの畳数を増やすよりも、外とのつながりをつくることで開放感を高めるという考え方もできます。
特に平屋は建物のすべてが1階にあるため、庭との関係を間取りの段階から考えておくことが大切です。
LDKを広くするために収納を減らすのはおすすめ?
LDKを広くしたいからといって、収納を削りすぎるのは注意が必要です。
以前の記事でも紹介したように、収納は「量」だけでなく、
場所・大きさ・形・動線
まで考えることが重要です。
例えば、
「LDKを20畳にしたいから収納は最小限にする」
という考え方もできますが、暮らし始めてから収納が足りなくなれば、LDKに物が出てしまう可能性があります。
その結果、
「広いLDKをつくったのに、物が多くて狭く感じる」
ということにもなりかねません。
LDKの広さと収納は、別々ではなくセットで考えることが大切です。
平屋のLDKで後悔しないために考えたい5つのこと
LDKの広さを決める前に、次の5つを考えてみましょう。
① 家族はLDKで何をする?
食事だけなのか。
テレビを見るのか。
子どもが遊ぶのか。
仕事や勉強もするのか。
家族の過ごし方によって必要なスペースは変わります。
② どんな家具を置きたい?
「18畳のLDK」と考えるだけではなく、
- ソファ
- テレビ
- ダイニングテーブル
- 食器棚
- リビング収納
など、置きたい家具を書き出してみましょう。
家具を置いても人が通れるスペースがあるか確認することが大切です。
③ 収納は足りている?
LDKに置くものを考えて、
「これらをどこに収納するのか?」
まで考えてみましょう。
④ LDK以外の部屋とのバランスは?
LDKだけを優先すると、
「寝室が狭くなった」
「子ども部屋が小さすぎる」
「洗面所にゆとりがない」
ということになる可能性があります。
⑤ 数年後の暮らしはどうなる?
家を建てた直後だけでなく、
「5年後、10年後はどう暮らしているか?」
も考えてみましょう。
子どもが成長すれば、家具や荷物も変化します。
今の暮らしだけでなく、将来の暮らしまで考えてLDKの広さを決めることが大切です。
16畳・18畳・20畳、どれを選ぶ?
ここまでを簡単に整理すると、次のように考えることができます。
| LDKの広さ | 考え方 |
|---|---|
| 16畳 | コンパクトにまとめたい方。個室や収納とのバランスを取りやすい |
| 18畳 | LDKとしての広さと他の空間とのバランスを考えやすい |
| 20畳 | ゆったりしたLDKをつくりたい方。家具や家族の過ごし方にも余裕を持たせやすい |
ただし、これはあくまで目安です。
例えば16畳でも、庭とのつながりや家具配置、窓の位置によって広く感じられることがあります。
反対に20畳あっても、家具や収納の配置によっては思ったより狭く感じることもあります。
そのため、「何畳あるか」だけでLDKの良し悪しを判断しないことが重要です。
平屋のLDKは「畳数」からではなく「暮らし方」から考える
家づくりでは、
「LDKは20畳欲しい」
というところからスタートすることも多いと思います。
もちろん、希望する広さを持つことは大切です。
しかし、
「なぜ20畳欲しいのか?」
まで考えてみると、必要な広さが変わることがあります。
例えば、
「家族みんなでゆったり過ごしたい」
のであれば、LDKを広くするだけでなく、
- 庭とのつながり
- 視線の抜け
- 家具配置
- 天井の高さ
などを工夫する方法もあります。
「子どもがLDKで遊べるようにしたい」
のであれば、キッズスペースや畳コーナーを取り入れる方法もあります。
「家族で食事をする時間を大切にしたい」
のであれば、ダイニングを中心にした間取りも考えられます。
つまり、
「20畳のLDKをつくる」ことが目的ではなく、「どんな暮らしをしたいのか」を実現するためにLDKの広さを決める
という考え方がおすすめです。
まとめ|平屋のLDKは「何畳」よりも「どう使うか」が大切
平屋のLDKは、16畳・18畳・20畳など、さまざまな広さで計画することができます。
しかし、「何畳が正解」という一つの答えがあるわけではありません。
家族構成や暮らし方、家具、収納、個室、水回りなど、家全体のバランスによって適したLDKの広さは変わります。
特に30坪前後の平屋では、LDKだけを広くするのではなく、
- 個室
- 収納
- 水回り
- 玄関
- 廊下
- 庭
- 駐車場
なども含めて考えることが重要です。
そして、LDKを広く感じさせるためには、畳数だけでなく、
家具の配置・窓・視線の抜け・天井の高さ・庭とのつながり
なども大きなポイントになります。
平屋の間取りを考えるときは、
「LDKは何畳にする?」
だけではなく、
「家族はこのLDKでどんな時間を過ごしたい?」
から考えてみてはいかがでしょうか。
和歌山で平屋を建てるなら、LDKだけでなく家全体の間取りを考えてみませんか?
「30坪くらいの平屋でどんな間取りができる?」
「LDKは18畳と20畳、どちらが自分たちに合っている?」
「LDKを広くしたいけれど、収納も欲しい」
「気になる土地に、希望する平屋が建てられる?」
そんな方は、LDKの広さだけを先に決めるのではなく、土地・建物・暮らし方を一緒に考えてみることをおすすめします。
ルーミンでは、土地の形や周辺環境だけでなく、家族の暮らし方や動線、収納、LDKの広さまで含めて、平屋の間取りを考えています。
実際にルーミンでも、29坪の平屋など、限られた面積を活かした平屋の施工事例があります。
和歌山で平屋を建てたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。